2017年01月01日

年を跨ぐは古びた帆柱

人が船を応援する時代がありました。



人々が関心を持ったことは、戦いのことと自分の大切な人のこと。

そして自分のこと、明日のご飯のことでした。

通信の手段も乏しく、離れた人と喋る事がむずかしい状況でしたが、同じ島の全ての人が同じことに関心を持つ珍しい時代でした。



時が経ち、平和な時代が来て、皆の関心は戦いから娯楽に変わりました。

娯楽は様々にかたちを変え、そのすべての種類を把握できなくなりました。

隣の人と同じものに関心を持つことがむずかしくなりました。



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人が船を応援する時代がありました。

人々は同じ船に乗り、平和な戦いを始めました。

みるみるうちに人が増え、船に乗船の制限がかかりました。

船に乗れた人はどこか誇らしげで、喜びを行動で示しました。

声を枯らして応援する者。

寝る間も惜しんで応援する者。

苦しみぬいて勝利をもぎ取り、勝ちどきをあげる者。

多くの人が乗ったその船は、幸せで満ちあふれていました。



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それからほんの数年が経ちました。

船は相変わらずたくさんの人を乗せ、航海を続けています。

乗った時と同じように熱い応援を続ける者。

手放しでも応援できるほどに経験を積んだ者。

一緒に船に乗った友人が、船から降りてしまった者。

いたはずの人が、気付けばいなくなっていることは日常茶飯事。

乗るときはけたたましく勇ましく。

降りるときは静かに潔く。

去るものは追わず、来るものは拒まず。

頭では分かっていても、一抹の寂しさを覚えます。

目印の島でもあれば良いのに、見渡す限りの水平線。

いくら経験を積んだ者でも、ふと不安を覚えることも。

何のために船に乗り、どこへ行こうというのか。

一緒に乗った人は、みんな降りてしまったのではないか。

ひょっとしたら、沈むのではないか。



そんな時ふと横を見ると、目に映るのはぼんやりと佇む老人。

見知った顔だ、ああよかった。

ホッと胸をなでおろし、水平線に視線を戻す。

消沈しかけた意気は勢いをつけ、また熱い応援がはじまる。

そんな鎮守府を目指していけたらなという所存です。


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今でも多くの人が、その船への乗船を希望しています。

船の上には何人が乗っているのか誰にも分かりません。

出来る事といえば応援を楽しむことと、記録すること。

願わくば、わたしの応援の記録が楽しみの道しるべとならんことを。

そして同じ船の上で楽しみを分かち合える事、変わることなく応援の喜びを共有してくださる全ての提督さまに心より感謝申し上げます。


新たな年も、よき航海となることを願って。




2017.1.1 艦これの船の甲板から ギコ



















漣 「……ごすじん様、なんだか更新終了っぽくみえますが」

ギコ 「最終回じゃないぞよ、もうちっとだけ続くんじゃ」

漣 「それじゃ、更新を頑張るってことですね!」

ギコ 「いや、そこにあるということに意味があるから(小声)」

漣 「はぁ〜ごすじんまじつっかえ(´・Д・)=3」

ギコ 「ごめんなさい……2017年もよろしく……(´;ω;`)」

2017gantan.png

ギコ 「兎年なのにウサギ描くの忘れちゃった」

漣 「酉年なんですが」

 
posted by ギコ at 00:01| Comment(6) | TrackBack(0) | 艦これ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする